BabyFutoshiくんの妊活・育児ブログ

イギリスに在住の妊活主婦です。旦那ちゃんはイギリス人紳士(^^♪ 妊活記録が夢の子育て記録になったブログです。

向かいのおばちゃんにごめんなさい

今朝は満員電車で通勤していました。私が乗る時点ではまだ席も空いていたのでドアから離れた温かいシートに着席。そこから3駅ほどストップし、ロンドンまで約40分かかります。そう、結構遠いんですw

私が乗った時点ですでに向かいに金髪の短髪の50代だろうと思われるおばちゃんが座っていました。ファンキーな格好をしています。そのおばちゃんがペンを落としたので私の横にいたお姉さんが拾ってあげたら「ありがと」と無表情で受けとりました。この時点で私はおばちゃんを「わ、愛想わるっ」と思っていました。

電車が駅で停まるたびに人が増え、3駅目では満員に。通路にも人が立っている状況です。(イギリスの電車は両側2列で真ん中に一人ずつ立てれるくらいの幅の通路があります)そこへ小さな子供とおかあさんが乗ってきました。すぐに分かりました。なぜなら男の子が泣き始めたからなんです。

向かいのおばちゃんがすぐに反応しました。とても迷惑そうな顔で男の子のほうを振り替えって見ています。席でいうと4席ほど離れていました。

そうしたらそれまでくつろいでいたおばちゃんが荷物をまとめ始めました。この時点で私は「わ、おばちゃんまさかうるさいとかいって離れていくんじゃないか」って思っていました。

そうしたらなんとおばちゃんはそのおかあさんに向かってこう言ったんです。
「ちょっと、そこのあなた。ここ座りなよ」ですって(゜ロ゜)

ひえー、なんということだ。私みたいな若僧がドアから離れた温かいシートでぬくぬくと座っているのに声もかけることすら考えてなかった。いくら満員電車で人が立ってたって関係ないじゃない。自分が声をかけるだけでもその親子のすぐそばの人が気付いて席を譲るかもしれない。そう、そのおばちゃんの声かけのお陰ですぐ近くにいた若い男の人がすぐに「いいよ、僕がゆずります」って譲ったんです。

見かけやその人の表情だけで私は判断してしまい、とっても恥ずかしい気持ちになりました。いつも電車やどんなところでも譲る気持ちはあったし気を効かせてきたつもりだったけど全然及んでなかった( ´△`)おばちゃん、すごいよ。

おばちゃん、ごめんなさい、そんなおばちゃん尊敬しています。あなたのように歳をとりたいです。