チャリティ 遺伝子疾患
日本にいた頃、チャリティや募金に関して全く興味がなかったんです。チャリティや募金って興味でするわけじゃないのは承知なんですけど、チャリティと聞いてもパッとせず、身近にも感じなくて正直なんだか胡散臭いもののように思っていました。全然知らない人が家に訪ねてきて募金下さいと言われても信じられないというか、本当に募金は送られるのか疑っていました。
イギリスにきてチャリティや募金はとても身近なものになりました。多分ですけど日本にいた頃よりも貧富の差を目の当たりにしたり回りの生活水準が随分と低いのを知ったときに自分の持つお金の価値観や自分に見合った生活水準が見えてくるようになったんだと思います。
日本にいた頃はとにかく世間が自分を「普通」だと認めてくれるように努めてたような気がします。よくても悪くても潰されるような社会だとも思っていました。とにかく目立たないのがいいんだと。
目立ちたがりだったのかもしれないけど、とにかく窮屈だったなー。「なんで好きな服着て好きなことしちゃだめなの」って疑問だった。
イギリスにきてすぐの頃、好きな格好して気が晴れたものです。誰も私のことをじっと見たり「この人いくつだろう」なんて思わない。居場所を見つけたようなそんな気分でした。
そんなイギリスには世界中の人たちが集まってきていて世界中で何が起きているのかを知る機会も多いです。日本とは何が違うか。メディアが大きく違いますね。報道していることがストレートです。世界中で起きている問題をしっかりと訴えます。
自分の人生が平和であることに感謝し、何もないことこそ平和なのだと思わせてくれる。そして困ってる人がいたら助けよう。そんな風に私を変えてくれました。
長くなってしまいましたが今日はJeans Fridayでした。遺伝子疾患の子供たちのチャリティです。会社が募金を募ったので募金もしてきました。普段はスマートなんですが今日はみんなジーンズで出社です。
ケーキやお菓子を作って持ってきて社内でそれを売り買いするんですね。それも全て募金です。一人でも多くの遺伝子疾患の子供たちが幸せになれますように(*^^*)